2015 夏の気温 この暑さはいつまで? 8月3日ひるおび

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179地点で35度以上を記録

 日本列島は8月に入ってからも猛暑が続いています。8月2日は気温35度以上の猛暑日を記録した観測地点が179もありました。この土日は上空に入り込んだ寒気の影響で大気が不安定になり、群馬県安中市で雹を観測、雨、雷、強い風、突風が吹き荒れる天気となりました。この先の天気はどうなるのか、この暑さはいつまで続くのか、現在起こっている、あるいは起こるであろう気象現象とこれからの気温を予想します。

 

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群馬県前橋市の気温

 日本列島、いたるところで激しい気象現象が観測されています。昨日は関東から東北の広い範囲で竜巻注意情報が発せられました。これは地上の暖かい空気と上空に入り込んだ寒気とが入れ替わることによって激しいダウンバーストなどを起こす可能性を示唆する注意情報です。実際に竜巻は観測されていませんが、急激に冷たい風が吹いたり、風が強くなったりという状況は各地で観測されました。そんな中でも群馬県前橋市は、急激な気温の変化が観測されています。午後3時には36.3度、午後4時には35.1度、午後5時には31.5度、午後6時には26.5度と、実に3時間で10度もの気温の変化がありました。群馬県安中市では、雹が降り、強い風と雷、激しい雨が観測されています。

内陸部と東京都心の気温

 岐阜県多治見市はおととい8月1日、最高気温39.9度を観測しました。東京都心も暑いとされていますが、少し熱さの質が違います。岐阜県多治見市は猛暑日こそ13日あるのに対し、熱帯夜は1日しかありません。東京都心は猛暑日は5日であるのに対して、既に15日の熱帯夜を記録しています。東京都心は海が近い事もあり、昼間海からの風が入ると気温が下がります。全体的に湿気に覆われているので、上空へと向かった地表の熱が水蒸気で跳ね返されてしまい、夜も気温が下がりません。人口が密集している上に各家庭でエアコンを使っているので、人工的な熱も加わります。東京都心が海から近いにも関わらず、不快指数が高いのはこの理由によるものです。

いつまで暑いのか

 過去5年の中で、猛暑日が最も多く観測された日を見てみます。2014年は7月26日の231箇所、2013年は8月11日の296箇所、2012年は7月28日の137箇所、2011年は8月10日の151箇所、2010年は9月4日の212箇所となっています。天気はイレギュラーな年もありますので、その上で見てみるなら、概ね7月下旬から8月上旬にかけて、一番暑い時期が来ていることがわかります。今現在の暑さはこれまでの台風と、今まさに接近している台風13号が、日本にかかっている高気圧を強めている事が大きな要因です。台風や熱帯低気圧は、進路近くの高気圧を強くする働きがあります。高気圧が強くなれば気温が高くなりますが、日本の上空には寒気も入っており、大気の状態が不安定になって雨が降る可能性もあります。そうなると、かなり気温が低くなります。いつまで暑いのか、という質問の答えに正確な答えを出すのは大変難しい状況となっています。何故なら、接近している台風13号の動きや影響で、かなり最高気温と(雷雨を含む降水が発生する)降水確率に幅が出てしまうからです。東京都心の今週後半の最高気温を紹介します。6日34-37度、7日32-35度、8日29-35度、というように、8日に関しては予想最高気温に6度も幅があります。台風13号はとても勢力が大きく、雨風の影響はもちろんですが、この時期太平洋高気圧を強くして、日本に暑さをもたらすという影響もあります。ヨーロッパ中期予報センターの予報や、気象庁の予想進路などを見ると、日本本土を直撃する可能性は少なそうですが、沖縄地方や南西諸島には影響がありそうですので、厳重な警戒が必要です。今週の日本列島の気温は、この台風13号の進路や発達具合に影響される事になりそうです。来週以降は、台風の発生がなければ、エルニーニョの影響もあり、平年並みかそれ以下に落ち着いてくるのではないかと予想しています。

 

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