台風12号 進路予想 ヨーロッパ 太平洋高気圧 2015年 平成27年

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台風12号が復活 日本に向かっている

 台風12号が復活し、日本に向かって西北西に向かっています。実はこの台風12号、今後の気象を予想するにあたって重要な要素を持っています。日本の気象庁の予報は現在25日土曜日の9時まで出ています。一方でヨーロッパ中期予報センターの情報では一週間先の7月30日まで予想されています。台風12号はどのような重要な要素を持っているのか、また、ヨーロッパ中期予報センターの情報はどのようなものなのかをお伝えします。

 

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猛暑は続かない

 現在日本の一部地域では猛暑となっています。一方で九州南部では激しい雨が続いています。この猛暑ですが、状況は同じ猛暑であるにもかかわらず、気圧配置を見ると本来の猛暑の形ではありません。本来の猛暑は、太平洋高気圧とチベット高気圧が二枚の布団のように日本に重なった時に起こりますが、今回は違います。果たして今の状況は何が違うのでしょうか。そして今年の夏はどうなってしまうのでしょうか。

太平洋高気圧の位置が違う

 今年は春先から台風が沢山発生しています。この状況はエルニーニョがもたらしたとも言われています。いままでに発生したことのない春先のたくさんの台風は、太平洋高気圧を東側に引っ張り込んでしまいました。太平洋高気圧は例年とは違い、かなり東寄りに位置しています。本来なら日本の真上に位置して梅雨前線を押し上げるはずの太平洋高気圧ですが、今年は未だにその状況が見られません。梅雨明けは一応発表になっていますが、本来の気圧配置の梅雨明けではありません。

台風9号と11号が高気圧を刺激した

 先日の台風9号がチベット高気圧を、11号は太平洋高気圧を刺激して、それぞれの高気圧を強くしました。本来は弱かった高気圧が、ちょうどつじつまを合わせるように台風の力で強くなり、現在の関東北陸地方を中心とした猛暑が起きています。これは本来の形の猛暑ではなく、一時的なものです。7月22日現在、九州の北部と四国、東北南部と北部には未だに梅雨明け宣言がされていない事がそれを証明しています。

台風12号は注目されている

 これまでお話してきたように、今年の日本の気圧配置はかなりイレギュラーな形となっています。エルニーニョが発生すると、本来はフィリピン海東側の海域は海水温が下がるのが通例でした。しかし、今年はエルニーニョが発生しているにもかかわらず、この海域の海水温は高いままです。専門家でも説明し切れない状況が、この地球上で起こっています。おそらく地球温暖化の一環ではないかと考えられています。台風9号と11号がどれほど現存高気圧に力を与えたのか、日本上空の偏西風はどれほど吹いているのか、それぞれ数値でデータ化されてはいるものの、実際の影響から今後の状況を予想するのはなかなか難しいことです。現在日本に向かっている台風12号の進路と発達状況が、少なからず私たちに現在の状況と今後の状況を教えてくれます。

気象庁の予想

 気象庁は25日15時までの予想を発表しています。25日15時には鹿児島県の屋久島近辺にあって中心気圧970hPaの強い勢力を保ちながら北西に進む予想です。一時に比べると予報円はかなり狭くなってきています。 気象庁の台風情報はこちらのページからご覧いただけます。⇒ 気象庁台風情報

ヨーロッパ中期予報センターの情報

 同じくヨーロッパ中期予報センターも台風の進路を予想しています。予報の一つとして参考までにご紹介します。こちらでもヨーロッパ時間の24日から25日にかけて、屋久島近辺にあることが予想されています。⇒ こちら いずれの予想にせよ、日本に影響を与えるであろうことが予想されています。該当する地域はもちろんのこと、他の地域の方々でも思いもよらない影響が及ぶ場合がありますので、注意が必要です。

考察

 太平洋高気圧が強い勢力を持って日本にやってくるという本来の状況にはなっていません。日本の北には寒気があり、台風のかけらの進路によっては冷たい風が日本に送り込まれてしまうことも考えられます。台風通過時には広い範囲で警戒が必要であると同時に、今後の気象情報に十分注意を払うようにして下さい。ヨーロッパ中期予報センターの予報では、30日にまたもや台風が発生しています。雨が多い状況であることには変わりはないと思います。⇒ 台風13号か

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